学校の水道水が危ない!! 韓国の教師2000人強に聞いた衝撃の調査結果とは?

2021年10月15日 社会
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神奈川県鎌倉市内のある保育園の水道水から基準の290倍の一般細菌が検出され、園児4人、職員1人の計5人が下痢で欠席するなどの事態が起った。

幸い、重傷者が出なかったが、生活空間上で水道水を摂取するのはある種避けられない行為でもある。健康に直結する事態だけに、子供が学校などで水道水を飲むことに抵抗する親御さんも多い。

それでも、日本国内での水道水は、世界的に見たらかなり清潔だといえ、飲むことに抵抗を感じない人も多いだろう。

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では、お隣・韓国ではどうだろうか。

10月9日、教師労働組合連盟によると、連盟が先月6日から25日まで、全国の幼稚園や小・中・高等学校と特殊学校の教師2113人を対象に、学校飲料水環境の調査をした結果が公表され、「学校に市販の浄水器が設置されている」と回答した教師は22.3%(472人)にとどまっており、浄水器があっても1校当たり平均2.09個にとどまり、利用に不便を経験することが分かった。

中でも、浄水器や給食室給水器など飲料水を供給する機器がまったくないと答えた教師は8.1%に達した。浄水器を学校で整備してくれない教師が私費で購入するケースも報告された。

さらに、回答者の80.5%である1700人の学校の水の代わりにミネラルウォーターを購入している飲料水の問題を解決していると回答している。その理由でもっとも多いのが、「飲料水を供給する機器がない。あったとしても、水の衛生を信じられない」という物だ。

こうした学校内での水道水事情について、回答者の69.6%が「非常に不満」、19.5%が「不満」という反応を見せた。理由としては、21.2%は「衛生状態不良」を、17.2%は「消毒薬のにおい」を挙げた。「消毒薬のにおいと衛生状態不良」と指摘した回答は53.3%に達した。「老朽化した校舎のさびが配管にこびりついていて水質を信じることができない」という回答もあった。

このように、学校の飲料水環境について78.7%が否定的に認識していることが分かった。

水を飲む行為は動物として避けては通れないだけに、衛生状態に不安があるのは勘弁して欲しいものだ。

文=サーチコリアニュース編集部

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