問題となったのは、5月8日に韓国のオンラインコミュニティで投稿された内容だ。
そこには、ドアに「60歳以上の高齢者出入り制限」「No Senior Zone」と書かれたカフェの存在が記されていた。
この投稿はわずか1日で900件以上のコメントが書き込まれるほど注目を集め、改めて「特定年齢の出入りを制限するのは差別」という批判の声が多く上がった。
なかには常連客を名乗る書き込みもあり、「近所のおじいちゃんたちが女性社長にセクハラまがいのことをしていた」と擁護する声もあったが、それでも批判の声は収まらなかった。
こうした状況に韓国ネット民の反応は、「これが差別だというのなら、性犯罪もしっかり取り締まるべきだ」「店主の気持ちだし、行かなければいいだけでは?」と擁護があった一方で、「いずれ自分も歳を取ることを忘れている」「こうした一部制限店が増えれば差別意識もどんどん生まれる」など批判が圧倒的に多かった。
ハウスルールすべてを批判するつもりはないが、思わず疑問に感じるような制限を設定することはリスクも大きい。例え設定するとしても、万人が納得する理由を提示することは難しいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)