9月6日、とあるオンラインコミュニティには「ある店舗の前に掲載された案内文」と題した投稿がアップされた。
投稿に掲載された写真を見ると、飲食店の店舗入口のドアに貼り付けられた黄色い案内文が写っていた。
案内文には、「“除隊したばかりの軍人”という未成年の嘘を信じたばかりに、しばらくの間、営業停止となりました。今後は徹底的な年齢確認をするよう努力します」と書かれている。
店主の怒りは大きく、案内文には加害者たちへの警告も掲載されていた。文章は次の通りだ。
「嘘をついて酒を飲んだのに処罰も受けていない未成年たち。君たちのおかげで5人の人間が生計を失った。今は何も感じないだろうが、本当の大人になったとき、自分たちが犯した過ちを必ず覚えて欲しい」
この投稿を受け、韓国ネット民の間では「騙された側が罰則を受けて、騙した方はノーダメージ。法律がおかしい」「身分証の偽造は重罪だ」「嘘をついた未成年が悪いのに、なぜ店舗側が処罰されるのか」など、怒りのコメントが投下されていた。
なお、韓国の食品衛生法第44条によると、青少年に酒類を提供した場合、1次摘発時は営業停止60日、2次摘発時は営業停止180日、3次摘発時は営業許可の取り消しなど行政処分が下される。
身分証明書を確認しても、偽装されたらそれ以上の追及は難しいだろう。店舗側も警戒心を高めていかなければならない。
（文＝サーチコリアニュース編集部）
