ある求人サイトが企業251社を対象に、「履歴書のスペルミス評価」について調査した結果、88.4%が「否定的に評価する」と答えた。
これらの企業のうち39.6%は、「履歴書の内容上の問題はなかったが、スペルミスから志願者を脱落させた経験がある」と明らかにした。
スペルミスを否定的に評価する理由は、「基本的な能力が不足しているうに感じる」(69.8%、複数回答)、「普段のミスを多く推察できる」(35.6%)、「入社への熱意が感じられない」(27.9%)、「常識が足りない」(23.4%)、「業務に影響を与えそう」(20.3%)と、厳しい意見が続いた。
さらに、前述したネット用語と同様に、「新造語や略語」の使用についても言及がされている。
その結果、なんと企業75.3%が新造語や略語の使用を「否定的評価」と答えた。さらに、全体の32.3%は「新造語、略語を使用した志願者を書類選考から脱落させたことがある」と回答している。
こうした結果となった理由としては、「ビジネスマナーや礼儀が不足している」(72%、複数回答)、「軽く見える」(37%)、「専門性が欠如しているように見えて」(24.3%)、「勤務時間の正確な意思伝達が困難になりそう」(16.4%)、「状況判断能力と適切な対処能力が不足していそう」(16.4%)、「他人を配慮していない」(14.3%)など、かなり厳しめに評価された。
「ヘル朝鮮」や「無銭無業」など、韓国では景気や社会に対する不満を、新造語で表することが多い。日本でもそうだが、プライベートではいくらでもネット用語を使うのは構わないが、公的な場では控えるのが無難なようだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)