昨年2022年はワールドカップ開催、ウクライナ情勢の悪化など印象的な出来事が多い一年だったが、韓国も一つの転換点を迎えた。
韓国国会は伝統的な年齢の数え方である「数え年」を廃止し、国際基準の「満年齢」に統一することを昨年12月8日に可決した。新制度は半年後の2023年6月より施行となる。
数え年とは、生まれた日付に関係なく、新年を迎える度に年齢が1つ増えるというもの。年単位で数えるため、0歳という概念がなく、生まれたばかりの赤ちゃんも1歳から始まる。
そのため、12月31日に生まれた子どもの場合、生後1日で2歳になってしまうという例もある。