ハンファ生命は1月19日、去る9日から1週間にかけて実施した「旧正月及びお年玉」関連のアンケート調査結果を発表した。
同社の役職員2096人を対象に行われた同アンケートでは、「両親に名節のお小遣いを渡すのか」が問われた。
その結果、30万ウォン(約3万円)と回答した人が36.2%で最も多く、20万ウォン(約2万円/26.6%)、50万ウォン(約5万円/23.5%)、50万ウォン以上(9.7%)、10万ウォン以下(約1万円/1.9%)という順番で続いた。
なお、「渡すつもりがない」と答えたのはわずか2.1%だった。先祖や年上を敬うことが重要な社会規範になっている韓国なだけに、大半の人が両親にお礼を伝えようとしているようだ。
ちなみに、日本で親に現金でお年賀を贈る場合の相場は、1万円から3万円までと幅があるという。しかし、両親にお年賀を渡すという文化はあまり日本には定着していないようだ。
こうした状況に、韓国国内では「両親のことを考えたら自然と準備してしまう」「渡したいけど、いまは自分の生活でいっぱいいっぱいだ」など、「渡す派」と「渡せない派」で意見が分かれていた。
これまで育ててくれた両親に感謝の気持ちを送るのは素晴らしいことだ。ただ、あくまでも負担のない範囲にするべきだろう。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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