日本では9月7日、茨城県水戸市内の小学校で同日の給食に提供した豚キムチに、金属片らしきものが混入していたことが明らかになった。
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口にする前に発覚したため、幸いにも児童や教員に被害はなかったようだが、発見が遅れれば事故につながりかねないだけに、食品関係の異物混入は恐ろしい。
このような事例はお隣・韓国でも多発している。
韓国では8月28日、とある高校の給食に納入されたハムに「動物医薬品」が混入していることが明らかになった。
同校によると、生徒の給食を作ろうとした栄養士が調理中に白い塊を見つけたことで明らかになった。
該当のハムは全国に流通する有名加工肉ブランドによるものであり、検査の結果、豚の飼育段階で止血目的で使用する医薬品「アラスプレー」が原因であることが確認された。
大量に供給する以上、完璧な対策が難しいのは確かだが、同様の事件以外にも異物混入ニュースは相次いでいるため、決して無視できる事案ではない。
インスタントのサムゲタンへの幼虫混入にはじまり、冷凍餃子へのビニール片混入、レトルトスープへのビニール混入など、今年だけに限っても多くの食品トラブルが起きている。
韓国では食品製造工程の自動化・先端化が年を追うごとに発展しているが、依然として混入経路の把握が難しい多様な異物が発見されており、消費者不安が大きくなっている。
韓国消費者告発センターによると、加工食品で異物が発見されたという消費者のクレームは一日に300件発生しているという。
こうした状況に、韓国国内では「飼育から加工まで厳格に行っているハムでこれなら、衛生面の不安は常につきまとう」「韓国食品の衛生レベルは、衛生問題を多く掲げる犬食の人と同じ」など、不快感を示す意見が多く挙がっていた。
食事は人間の生きる源であり、至福の時間でもある。それだけに、いちいち中身まで確認する作業はしたくない。
メーカーなどは異物混入に対し、より気を引き締めて対応してもらいたいものだ。
(文=サーチコリアニュース編集部)
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