2021年の社会と経済イシューが丸わかり【韓国主要キーワード調査2021】

2021年12月23日 国際 #アンケート調査
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「新型コロナウイルス感染拡大」や「首相の交代劇」など、様々なニュースが飛び交った2021年は、世界的に見ても激動の一年だった。それは当然、お隣・韓国も同様だ。彼らの2021年の重大トピックを振り返ってみよう。

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韓国の全国経済人連合会は、市場調査専門機関モノリサーチに依頼し、20歳以上の成人1000人を対象に社会、経済、産業、国際の4つの分野に対する「2021社会・経済主要キーワードアンケート調査」をしたことを明かした。

2021年、国内外で最も重要な問題として、まず社会分野では「ウィズコロナ転換による確定者急増」が1位(35.3%)に選ばれた。次いで、「不動産価格の暴騰」(32.0%)、「税負担増加(健康保険料、雇用保険料、終税など)」(13.8%)というトピックが注目された。また、その他(18.9%)として大統領候補選出(11.2%)、世代・ジェンダー・階層葛藤深化(7.0%)などの順で関心を持たれたことがわかった。

続いて、経済分野だ。
こちらでは、「原油価格の上昇、米商店街の上昇などのインフレ拡大・持続」が1位(26.3%)となり、「国家負債急増(全国民災害支援金議論など)」(23.9%)、「青年失業および雇用問題」(22.9%)の順に続いた。

さらに、産業分野では最近発生した尿素数の品位事態、車両用半導体不足など「グローバルサプライチェーン毀損」が29.8%の応答率を記録し、1位になった。その後、「韓国コンテンツのグローバル人気」が29.2%、3位には「2030年韓国温室効果ガス削減目標(NDC)40%上方など炭素中立転換加速化」が19.9%などを記録している。

国際分野では「コロナ変異拡散によるグローバル国境封鎖強化」が39.5%で1位であり、「米・中戦略競争長期化、グローバルサプライチェーン再編」が25.5%で2位、「中国ハンダ事態・共同浮遊」が14.8%で3位を記録した。

一方、政府政策の中で最も残念な分野としては「不動産価格暴騰対応」(37.1%)が最も多く挙げられた。その後、「コロナ防疫措置」(23.5%)、「国家負債急騰」(14.5%)、「基準金利引き上げおよび家計貸付規制」(11.9%)などに不満をもつ声が多くあがっている。

こうした不満があがっているだけに、次期大統領には改善に乗り出して欲しいと願う国民も多い。

変異種の流行によって新型コロナウイルスとの付き合いは2022年も続きそうだ。それだけに、日韓問わずに、しっかりとした対策を取って欲しいものだ。

文=サーチコリア編集部

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