斗山(トゥサン)ベアーズのクァク・ビン(23)も、「培明(ぺミョン)高校の大谷翔平」として高校時代に二刀流でその名を馳せた選手だ。
ただ、そんなクァク・ビンは高校での通算投球回数そのものは28.1回と少ない。というのも高校進学後に故障した肘を手術した影響もあり、監督が配慮して投手として出場させなかったからだ。
結局、2年生が終わるまで主力打者としてプレーしたクァク・ビンは、3年生になって久しぶりに投手として登板した試合で最速148キロをマークし、現地のスカウトを驚かせた。その後は全国大会で優勝して自身も大会MVPに選ばれ、WBCS U-18ベースボールワールドカップにも出場。プロ入り後は投手に専念している。