そもそも坂口といえば、男性ファッション誌『MEN'S NON-NO』の専属モデルとして活躍したのちに俳優デビュー。最近では映画『余命10年』(2022年)で主演を務めたり、大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK)に出演するなど、今、ノリに乗っている俳優だ。
シャープな目元に色白な肌、“塩顔男子”の代表格とも言える坂口のビジュアルは韓国での受けも良く、過去には韓国版『ELLE』にも登場したりと、その知名度の高さは容易に想像できる。
また、韓国の大ヒットドラマ『ごめん、愛してる』(2004年)の日本リメイク作への出演や、ドラマ『そして、生きる』(2019年)ではKARAの知英こと、カン・ジヨンと恋人役を務めるなど、韓国とは何かと縁があることでも知られる。
そんな彼の知名度を上げる大きなきっかけとなった作品が、自身初の主演ドラマ『シグナル 長期未解決事件捜査班』(フジテレビ系/2018年)だ。
というのも、同作の韓国オリジナル版である『シグナル』(2016年)は、ケーブルテレビ史上歴代第3位の視聴率を獲得するほどの人気作だったため、日本リメイク版を通じて一気に坂口の名が知られるようになったのだ。