オンラインコミュニティには、「中国の製紙技術を受け継いだだけなのに。あたかも韓国で生まれたかのように伝えている」「文化を盗むな」といった書き込みが寄せられ、これに対して韓国のユーザーも「韓国の伝統紙を広報しただけ」と反論した。
このように、韓国と中国の間では異文化の認識違いによる衝突がたびたび起きている。
昨年10月には、IVEのウォニョンが紹介したピニョ(韓国のかんざし)のデザインを巡り、中国のネットユーザーから非難の声が上がった。
パリ・ファッションウィーク出席のため、フランスを訪れたウォニョンは、自身のコーディネートを紹介した際に、銀製の鳳凰(ほうおう)が舞い上がるようなデザインのピニョを「韓国の趣き」と説明していた。これが中国メディアやオンラインユーザーの反感を買い、「驚いた」「鳳凰は中国固有の様式」とバッシングを浴びた。