菊池は同日、敵地トロピカーナ・フィールドで行われたタンパベイ・レイズ戦で先発登板し、5回5被安打(2被本塁打)、2四球、5奪三振の5失点と崩れた。
初回に二死一、三塁のピンチからアイザック・パレデスの左前安打で先制を許した菊池は、続く2回にルーカス・レイリー、ホセ・シリの2人からソロ本塁打を浴びた。
さらには4回、一死二塁からマヌエル・マーゴ―に三塁打、ワンダー・フランコに二塁打と連打を許し、2失点を追加した。結局、菊池は5回限りで降板し、ネート・ピアソンにマウンドを譲った。
最終的にブルージェイズは3-7で敗れた。菊池降板後、8回表までに3-5と2点差に迫ったが、同回裏に4番手で登板したイミ・ガルシアが2失点。最終9回で4点差をひっくり返せず、悔しい敗戦となった。敗戦投手となった菊池はシーズン成績を5勝2敗、防御率4.56とした。
なお、ブルージェイズでは昨年6月にトミー・ジョン手術を受けて長期離脱中のリュ・ヒョンジンがチームに合流。ブルペン投球をこなすなどし、先発ローテーション入りへ復調ぶりをアピールした。
日米通算100勝まで残り1勝と迫るなか、“あと1勝”が遠い菊池。はたしてリュ・ヒョンジン復帰後も先発ローテに留まることはできるのだろうか。
(記事提供=OSEN)