日本の北海道でスキーを楽しんでいた韓国人観光客が事故死した。
複数の日本メディアによると、2月9日午前9時半頃、北海道留寿都村泉川のスキー場「ルスツリゾート」で、スキーをしていた韓国人の60代女性がコース脇の立木に衝突し、救急搬送されたが死亡した。
亡くなった女性は旅行中で、夫とともにスキー場を訪れていたという。最上級コースを滑っているときにバランスを崩したと見られている。
このニュースは韓国でも多くのメディアが取り上げており、「日本の最上級コースでスキーをしていた韓国人が死亡…立木と衝突事故」(『ソウル新聞』)、「日本の北海道でスキーをしていた韓国人が死亡…“バランスを失って木と衝突”」(『朝鮮日報』)などと報じられた。
韓国のオンライン上でも「60代が最上級コースだなんて…。日本は自然のスキー場だから防護壁もないのに」「60代が最上級コースに耐えられる筋力があったとは思えない…残念でならない」「少し前にスキーをしに北海道に行ったけれど…あまりにも感情移入してしまう」といった悲しむ反応が寄せられた。
最近、日本を訪れる韓国人観光客の事件や事故が数多く伝えられている。
1月下旬には、大阪を旅行中だった18歳の韓国人男性A氏がバス停で女子高校生に抱きつき、わいせつな行為をしたとして逮捕される事件があった。
また、2月に入っても、奈良公園で鹿に唐辛子を食べさせたとして批判を浴びた20代の韓国人男性の騒動があった。これは完全な誤解だったが、オンラインで批判が殺到した。
日本で韓国人観光客のトラブルが増えているのは、多くの人が日本を訪れているからだろう。
日本政府観光局によると、2024年に日本を訪れた外国人観光客は、過去最高の3686万9900人に達した。国・地域別に見ると1位は韓国(881万7800人)で、全体の23.9%を占めている。
2位の中国が698万1200人、3位の台湾が604万4400人であることを踏まえると、いかに多くの韓国人観光客が日本を訪れているかがわかるだろう。それに伴い、トラブルの件数も増えている。
今年も多くの韓国人観光客が日本を訪れると見られており、この傾向は今後も続くと見られる。
(文=サーチコリアニュース編集部O)
■「これが日本人の性質」奈良公園の“シカ唐辛子テロ犯”?渦中の韓国人が真相明かす
前へ
次へ