事務所とのドロ沼訴訟に“玉の輿”セレブまで アジア諸国で活躍する韓国スターたち

2025年11月07日 話題
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いまや世界のエンタメ地図を塗り替える存在となった韓国コンテンツ。BTSや『イカゲーム』をはじめ、韓国発のヒット作品を知らない人はほとんどいないだろう。

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2000年代初頭、日本で“韓流ブーム”が巻き起こってから約20年。いまや韓国カルチャーはアジアを超え、ヨーロッパやアメリカでも強い影響力を持つようになった。その一方で、近年では活動の拠点を海外に移す韓国俳優やタレントも少なくない。理由はそれぞれに異なるが、そこには「生き方の選択」というドラマがある。

まず紹介したいのは、スイス生まれの韓国系イギリス人女優クララだ。

170cm近い長身と抜群のプロポーションを武器にモデルとしてデビューし、その後は女優としても人気を博した。しかし、2015年に所属事務所との深刻なトラブルが発生。芸能事務所会長からのセクハラを訴えたクララに対し、事務所側は「契約解除のための虚偽発言」と反論し、10カ月に及ぶ法廷闘争に発展した。最終的に和解は成立したものの、韓国内での活動は困難となり、彼女は中国へと活動の場を移した。

クララ(写真提供=OSEN)

中国では映画やドラマの主演を務めるなど、再び脚光を浴びる存在に。私生活ではMIT卒の実業家サムエル・ファン氏との結婚・離婚でも注目を集め、華やかな一方で波乱に満ちた人生を歩んでいる。

一方、“韓国を離れざるを得なかった”クララとは対照的に、自ら海外を選んだのがイ・ダヘだ。ドラマ『推奴(チュノ)』『マイガール』で人気を得た彼女は、現在は夫で歌手のSE7ENと共に中国を拠点に活動している。
イ・ダヘは自身のYouTubeでこう語っている。

「韓国では悪質コメントが多くて心が疲れた。中国では言葉の壁がむしろ自由をくれた」
言葉が通じないことで、心ないコメントを見る機会が減り、精神的に穏やかになったという。

イ・ダヘ(写真提供=OSEN)

今の彼女は、女優業だけでなくファッション、広告、ライブコマースなど多方面に活躍の場を広げている。SNSでは「ライブ配信だけで100億ウォン(約10億円)を稼いだ」との噂もあり、韓国芸能人の“新たな成功モデル”としても注目されている。

そして、もう一人。最も幸せな理由で海外生活を始めたのが、女優シン・ジュアだ。

2004年にデビューしたものの目立ったヒット作に恵まれず、苦しい時期を過ごしていた彼女に転機が訪れたのは2014年。結婚相手は中国系タイ人の大富豪で、結婚後はタイへ移住。ラグジュアリーな生活が話題を呼び、韓国のバラエティ番組でも特集されるほどだった。現在は韓国とタイを行き来しながら、“セレブ妻”としてSNSで人気を集めている。

シン・ジュア(写真提供=OSEN)

華やかに見える韓国芸能界だが、その裏では多くのスターが悩み、選択を重ねながら自分の生き方を模索している。

キャリアを捨てて海外に渡った者、自由を求めて言葉の壁を選んだ者、そして愛と幸せをつかんだ者。どんな形であれ、“自分の人生を切り開く”というその姿勢こそが、今を生きるスターたちの最大の魅力なのかもしれない。

文=スポーツソウル日本版編集部

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