レジェンドQBの“2度目の引退”に世界中が驚いている。
タンパベイ・バッカニアーズに所属するトム・ブレイディは2月1日、SNSに投稿した短い動画で引退を宣言した。
先立ってブレイディは、ちょうど1年前の2022年2月1日に一度目の引退を発するも、わずか40日後に撤回したことがる。というのも、サッカー・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッド対トッテナムの試合を観戦した際、当時36歳だったクリスティアーノ・ロナウドのハットトリックに触発されたことがきっかけだったという。
英雄の思わぬ帰還に沸いたアメフト界だったが、今シーズンはブレイディにとって苦しい1年だった。
バッカニアーズは今季、8勝9敗で地区優勝を成し遂げるも、プレーオフ初戦でダラス・カウボーイズに敗退し、シーズンを終えている。ブレイディ自身は効果的なパスが少なく、先発として初のシーズン負け越しを記録するなど、全盛期のフォームからは程遠かったといえる。
そのなかでも特に影響を及ぼしたのは離婚だろう。