それは、お父ちゃんのキャラクター入りおちょこやエプロンなど“父ちゃんグッズ”を全国の日本式居酒屋に無料配布すること。
キャラクターを十分に利用し、親しみやすさを引き出したのだ。
韓国のポータルサイト「NAVER」で「がんばれ父ちゃん」を検索してみると、「キャラクターがかわいし印象的でこれだけは覚えている」「デパートの輸入酒売り場で900mlパックとおちょこのセットを見つけて衝動買いした」「韓国の焼酎より甘みがあって飲みやすく、飽きない味だった」という肯定的な書き込みが目立つ。
韓国での爆発的な人気は、日本にも影響を与えた。
新潟県外ではなかなか購入が難しかった「がんばれ父ちゃん」は昨年、韓国人観光客が多いドン・キホーテ福岡店にて販売開始されたのだ。また、台湾とカナダでも現地在住韓国人の要望で2013年から輸入されているという。
韓国の日本酒文化をリードしている「がんばれ父ちゃん」。日本でもぜひとも全国区のブランドに成長してほしいものだ。