問題となったのは、とあるパブで仮眠を取っていたアルバイトA氏に対する行為だ。
A氏がソファーで寝ていると、30代職員のB氏が彼を驚かせようとし、足に火をつけたのだ。
それだけでも迷惑極まりないのは確かだが、さらに問題となったのはB氏の対応だ。なんと彼は火を付けた瞬間を動画に収め、自身のSNSや職員たちの共有チャットルームに投稿したというのだ。
こうした行為が6度に渡り行われた挙句、A氏は全治6週間の火傷を負い、警察へ通報する事態となった。
もっとも、B氏は警察の通報後も「イタズラだった」という趣旨は揺らいでおらず、「罰金は払う」という態度を貫いている。
警察はB氏を特殊障害の容疑で検察に送致する予定だ。
イタズラの枠を超えた一件に、韓国ネット民の間でも「足に火を付ける行為はイタズラではなく、殺人未遂だ」「警察に突き出されても、軽い処罰で終わるから、こうした馬鹿が後をたたない」「執行猶予なしで、懲役を科すべき」「厳しい処罰が与えられないと、同様の事件がまた起きるだろう」など、バッシングの声が後を絶たない状況となっている。
近年は「盛り上がりそう」「ウケるに違いない」といった軽いノリで常識外れの行為を行い、それをSNS上で公開してしまう人が増えてきた。そもそもそのような行為をしないのが大前提として、投稿前にそれを見た人がどう感じるのか、冷静に見返すことが必要だ。
(文=サーチコリアニュース編集部)