有料動画サービスにハマる韓国…国民の3人に1人以上、有料加入者は前年比2倍以上も増えた!

2022年01月24日 その他
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『イカゲーム』をはじめNetflixで韓国ドラマが人気のなか、韓国では国民の3人に1人以上がオンライン動画サービス(OTT)の有料加入者であることがわかった。

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韓国放送通信委員会は去る1月20日、全国満13歳以上の男女6834人を訪問面接した「2021放送メディア利用形態調査」の結果を公開した。

それによると、有料でOTTを利用した比率は、回答者全体の34.8%に上った。前年(14.4%)に比べて20.4%ポイントも急増、つまり倍以上も増えたのだ。

最も利用されている動画サービスの1位は、利用率65.5%に上った「YouTube」だが、注目は利用率2位のNetflix(24.0%)だろう。

有料であるにもかかわらず、前年(16.3%ポイント)比7.7%ポイントも増加している。2019年4.9%、2020年16.3%、2021年24.0%と、ここ数年で急激に利用率が増えていることがわかる。

その理由について「韓国人がOTTにハマった」と報じたとある韓国メディアは、「国内放送局のコンテンツはもちろん、海外の人気ドラマ、テーマ制限のないオリジナルコンテンツなど、尽きることのない見どころのおかげだ」と分析した。

(画像=Netflix)

OTTの利用率が伸びているだけに、テレビの利用時間は減少したのだろうか。一日平均テレビ利用時間を見ると、2019年2時間55分、2020年3時間9分、2021年3時間6分とほとんど変化がないことがわかる。

ただ週5日以上テレビを利用した比率は、2020年77.1%から2021年73.4%に減少。70歳以上は98.1%が週5日以上テレビを利用していると答えただけに、両極化しているといえるかもしれない。

2022年も韓国におけるNetflix人気は続きそうだ。1月19日に行われたNetflix韓国コンテンツラインナップ発表会では、2021年10編だった韓国オリジナル作品が、今年は25編公開されると発表された。

韓国国民のNetflix有料加入者がますます増えそうだ。

(文=サーチコリアニュース編集部)

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