年齢による衰えの見えるラ・ゴンアのポストアップももはや通じなかった。ラ・ゴンアとマッチアップした相手の206cmセンターは、3点シュートを4本打って3本も決めた。
韓国はいくらビッグマンが多くても遅いため、アウトサイドのDFのローテーションがまったくできない。 日本はなんと17本の3点シュートを決め、徹底的に韓国の守備の穴を突いた。
今や世界のバスケットボール界において、ポジションを問わず3点シュートを打つ技術は基本装備だ。通常の3点シュートだけでなく、本来の3点シュート距離7.24mよりも遠い距離からシュートをする「ディープスリー」まで一般的だ。
ところが、韓国は日本のディープスリーが爆発し続けているにもかかわらず、それを「まぐれ」と思いながら最後まで積極的に防げなかった。このような後進国型マインドの時点で、すでに韓国は負けていた。
身長の低い選手でも「フローター」という武器があるため、攻撃的なリムアタックを躊躇してはならない。バスケW杯では172cmの日本のガード、河村勇輝が213cmのNBAスター、ラウリ・マルカネンの前でフローターを放ってバスケットカウントを獲得した場面こそ、まさに身長の低い選手が進むべき道だ。
韓国の選手たちは、自らの個人技でシュートまで運ぶ能力が著しく落ちる。攻撃的なマインドも足りなかった。
さらに、195cmの選手がアウトナンバーのアーリーオフェンスでもリムアタックを躊躇し、シュートができず、遅れて来るビックマンだけを探していた。普段KBLでやっていた癖が出たわけだ。ここでまた負けた。
韓国の選手たちは、フィジカルコンタクトの能力もかなり足りない。国際舞台はKBLよりもさらに激しいコンタクトを認めている。
ゴール下は戦場だ。なんとしてもペイントゾーンを死守しなければならない。どんな選手がゴール下に構えていようと、攻め込んで勝つことを考えなければならない。
シュート中にブロックが入ってくることは当然考えなければならない。コンタクトも続けてみないと要領が得られない。
しかし、韓国の選手たちに積極的にフィジカルコンタクトを乗り越え、バスケットカウントを得ようとする戦闘的な考えは全くない。何とか相手の守備を避け、シュートを打つことだけを考える。
外国人選手たちが韓国に初めて来ると、「みんなソフトすぎる」と言う理由もそこにある。
例えかすっただけでもファウルを吹いてもらえるKBLの「井の中の蛙」が、選手たちをこのように弱いカエルへと育ててしまった。
(記事提供=OSEN)
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