最近韓国では「ハッピーバルーン」というものが流行っている。
ハッピーバルーンとは、全身麻酔やホイップクリーム作りのときに使われる亜酸化窒素(N2O)が入った風船のこと。その亜酸化窒素を10~20秒間吸うと「ハッピーな気分になる」ため、そう呼ばれている。
意識が朦朧としたり、笑いが止まらなかったり、異常にはしゃいだりと、人によって様々な症状が現れるが、とにかく「盛り上がる」のは確かだ。若者が集まるクラブや居酒屋をはじめ、大学の学園祭などでは、そのような口コミによってハッピーバルーンが爆発的に売られている。