文法が変でもバズりたい!! 流行りの新造語をとにかく使いたい!【韓国編】

2021年10月30日 その他 #流行 #アンケート
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古くは「チョベリバ」や「MK5」など、現在では死語としか言えない若者言葉はたくさんある。それこそ、「バズる」や「陽キャ」など、最近の若者たちが多用する言葉もいずれは死語へなっていくはずだ。それでも、友人たちとの共通言語というのは、人間関係を円滑にするツールでもある。

お隣・韓国で最近、面白いアンケート調査が行われた。それが、制服ブランド「スマート学生服」が10代の若者を対象に実施した「青少年の言語使用実態」だ。

このト調査は、若者たちの言語習慣を調べて共感を形成するために行われた。10月1日から約2週間、スマート学生服公式SNSチャンネルを通じて総1,143人の若者が、アンケートに参加した。

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まず、最初の質問が「普段正しいハングルを使用しているかどうか」というもの。もっとも多くの回答は「スペルには気を使うが、習慣的に略語や新造語を使用する(65.6%、750人)」だった。続いて、「スペルと表記に合わせて気をつけて使用する(26.9% 、307人)」、「スペルを特に気にせず略語や新造語を頻繁に使用する(7.5%、86人)」という結果となった。

回答者の中でも新造語や略語の使用率が圧倒的なのがわかる。

さらに、「略語や新造語を最も多く使用している場所」についての問いには「メッセージアプリ(46%、526人)」、「SNS(フェイスブック、インスタグラムなど)(24%、274人)」、「日常生活の中会話(21.7%、248人)」、「コミュニティ活動(5.3%、61人)」という結果になった。

また、気になるのが「なぜ略語や新造語を使うのか」ということだが、「短いほうが書くのが楽(51.9%、593人)」、「友人が使用するから(24.5%、280人)」、「面白いため(13.3%、152人)」、「流行に遅れたくない(8%、92人)」という結果になった。

正しいスペルで正しい文法を守るのは大切だが、プライベートな空間でくらい楽したいというのがホンネのようだ。

彼らも数十年後、「そんな言葉使ってたなぁ」と思い出に耽る日が来ることは間違いない。

文=サーチコリア編集部

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