「もう二度とごめんだ!」中国人観光客が韓国にガッカリする理由

2016年10月14日 国際
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1日目:夜中の4時半にソウル到着。2時間半仮眠をとって、観光スタート。誰かに追われるようにあちこちの観光名所を見回る。食事で出された料理がすべて冷たく、期待したサムゲタンも粗悪。

2日目:ロッテワールド訪問。しかし与えられた時間は90分だけなので、アトラクションには乗れず。それ以外のスケジュールはすべて買い物に連れまわされる。高麗人参店では誰も買い物をしなかったら、韓国人ツアーガイドが「皆さんのパッケージツアー費用は、ただの飛行機代。販売店のスポンサーがあるからこうやって安く観光できるというのに、何も買わないのはひどい」と怒り気味。この日の買い物時間は約6時間30分で、観光客から「つまらない」「疲れる」との声が上がる。

3日目:2カ所の免税店に行き、夜は遊覧船に乗る。夕食のプルコギが固くて食べられず。

4日目:自由時間。

5日目:免税店、韓国のり博物館、特産品販売店に行く。

4泊5日間訪れた免税店やお土産店は11カ所。観光に費やした時間は370分だが、ショッピングは805分にも及ぶ。観光ではなく、免税店巡りといっても過言ではないほどだ。

よっぽどの買い物好きでない限り、リピーターはいないだろう。実際に、「もう二度とごめんだ」「韓国のイメージが悪くなった」という声が多かったそうだ。

“爆買い”に誘導される中国人観光客と、自国のイメージを自ら下げる韓国人。どちらも幸せになれない悪循環がそう長く続くはずがない。

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